カリフォルニアで裁判をしていると、様々な書類を相手方にService(送達)しなければなりません。
Serviceとは
Serviceとは、裁判の相手方に書類を送ることです。
Serviceの方法は、民事訴訟法に厳格に決められていて、民事訴訟法に従っていないServiceは無効になります。
特に最初の裁判書類であるSummonsという書類のService方法は厳格に決められていて、Serviceは厳格にその方法に従わなくてはなりません。
実務では、意外とServiceが雑に行われていて、民事訴訟法に従っていないServiceがされることも少なくありません。
SummonsのServiceが重要な理由
SummonsのServiceが適法にされることが、裁判所が当事者に対する管轄を有する条件になりますので、Serviceが適法にされていなければ裁判所は裁判を開始できません。
日本とカリフォルニアの違い
日本ではServiceは裁判所がしてくれますので、Serviceが適法にされていないという状況は考えにくいです。
しかし、カリフォルニアでは、Serviceは訴訟の当事者が自分でしなければならないので、Serviceが適法にされないことも多いです。
Serviceの原則的な方法
Serviceの一番原則的な方法は、訴訟の原告や被告本人以外で、18歳以上の人が、相手方に手渡しで裁判書類を渡すことです。
しかし、相手方が遠くに住んでいる場合は、直接裁判所類を渡すことは難しいです。
仮に相手方が近くに住んでいても、働いていたり、旅行していたりして、直接渡すのが難しいことも多いです。
郵送によるServiceと注意点
その場合は、郵送などでServiceすることも認められていますが、郵送の方法が厳格に定められていますので、それに少しでも違反していればServiceは無効になります。
Serviceが無効だとどうなるか
せっかく裁判を初めても、相手方から、Serviceが適法にされていない、と主張されてしまうと、裁判が最初からやり直しになることもあります。
まとめ
日本では、Serviceはあまり意識されませんですが、カリフォルニアではServiceは非常に重要な手続です。
また、失敗が起こりやすい手続でもあります。
Serviceについて分からないことがあれば、弁護士に相談ください。
カリフォルニア拠点(サンフランシスコ、ベイエリア、ロサンゼルス)
カリフォルニア州弁護士・日本弁護士
田中良和
